HOT BOXをSOLDANO化②

HOT BOXのsoldano化が完了しました

参考にしたのはsoldanoのSP-77というラックプリアンプの回路です

部品が届いたのでサクサクと作業を進め、あっという間に出来上がりました~
かなりやっつけ仕事ですけどね

肝心な音ですが、めちゃくちゃカッコイイ音になってます

ゲインをいっぱいにするとかなり歪みますが、カラッとしたキャラなので野暮ったくならない印象
音は非常に鋭どく、ゴツンという感じのパワーもあります。

メタルというよりはハードロックな音だと思います。

あとコイツはクランチからハードディストーションまで気持ちよく使えそうなので
前回の記事に載せた改造途中のモノよりは使える範囲が広がりました
前回までのモノはクランチがイケてなかったので・・・

ただ、よく歪ませても音の食いつきが非常によく、ピッキングニュアンスも出やすいので
演奏にはシビアなものが要求されそうです
その点では前回までのモノの方がごまかしが利くようなキャラだったので私には合っていたかも

これがsoldanoの音かと聞かれればちょっとわかりませんが(悲しいことに音源やアンプシミュでしか知りませんので
かなりイケてる音になっているということは間違いありません

あとはスタジオのアンプのリターンに繋いでよい音が出れば完璧ですね

小音量の自宅環境でもどちらかと言えばトレブリーに聴こえるので
スタジオの大音量ではTrebleとMiddleツマミをかなり下げてやる必要があると予想されます

↓回路はこうなりました (さらにバージョンアップした最終の回路は文末の追記に載せてあります)

HOTBOX+SP77
*電源部はよくわからないので省略していますが、
最初に完成させたHOT BOXのレイアウトからちょっといじって電圧はかなり上げてあります。
(作業途中でテスターを使っている際、使い方を間違えて壊してしまったのでうろ覚えですが
電圧は370V前後だったと思います

回路図中の赤字はHOT BOX回路の定数のまま組み込んだモノになります。
青字はSP-77回路の定数を参考のため表示しています。

オーバードライブ回路の中にもHOT BOX回路の定数が混ざっていますが
これは単純に付け替えるのが面倒だったのでそのままにしたモノです

初段の増幅はHOT BOX回路そのままですね~
ここはクリーンチャンネルとオーバードライブチャンネルで共用となっており
いじるとクリーンチャンネルの音に干渉してしまうと思いそのままにしました。

プレート負荷抵抗はHOT BOXだと220K、SP-77だと300Kですが
ここの抵抗が大きい方がゲインを稼げるそうです。

カソードバイアス抵抗のバイパスコンデンサはHOT BOXが0.022uF、SP-77が1uFですが
こちらは値が小さいほど低音がカットされるらしい。

以上の2点から考えるとオーバードライブチャンネルの音はSP-77本来の音よりは
ゲインと低音が若干少なくなっていると予想されます

低音に関してはトーンコントロールで何とかなるレベルではないかと勝手に思っていますが
1Mと470pFで構成されたハイパスフィルターの抵抗値を少しさげて
低音を補ってやってもよいかも知れません

オーバードライブチャンネルのトーンコントロール回路はHOT BOXの回路がそのまま付いています
これも配線し直すのが面倒だったのでそのままにしちゃいました

特に問題はないのでこのままでいこうと思いますが、後々不満が出てきたら
SP-77のトーンコントロール回路に配線し直そうと思います

緑字で表記した51K抵抗はクリーンチャンネルとオーバードライブチャンネルの
音量差を少なくするために自分で調整した抵抗になります。

SP-77標準の4.7Kだとオーバードライブチャンネルの音量が一番小さくなってしまうので
大きめの抵抗に変更し、音量差を埋めました

この回路だと各チャンネルの音量差は
クリーン(HOT BOX回路)>ドライブ(SP-77回路)>クリーン(増設したトーンコントロール使用時)
となります。

↓内部の画像です

SOLDANO&HOT BOX ok

配線が汚くてちょっと恥ずかしいでございますね
基板にスペースがないので空中配線しまくりです

追加した真空管がインプットジャックに近づくと「ピーッ」と発振してしまうので注意です
画像の距離くらい離せばなんら問題はありませんでした

真空管を1本追加したためか、長時間使用していると今まで以上にケースの発熱がすごいです
追加した真空管には放熱対策がなされていないので何か考えた方がよいかも知れません
ケース表面にも放熱穴開けようかな。

まだ改善点はありそうですがひとまず完成ということにいたします

今のところ音には満足していますが、
スタジオで使ってみて不満が出れば細かい部分を調整してみようと思います

一応比較のためにHOT BOXとSP-77の回路も載せておきますので、興味のある方はご覧ください

↓HOT BOXの回路図

HOT-BOX

↓soldano SP-77の回路図(オーバードライブチャンネルのみ)

SOLDANO-SP-77.
―追記―
最終的に回路図はこのようになりました☆ 2016年現在も現役で使っています
HOTBOX+SP77 7.21


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